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最近、いろんなメディアで近視になる子供の数が劇的に増えている、というニュースを見聞きするようになりました。当然、親御さんは眼が悪くならないようにするにはどうしたら良いんだろう?と悩んでおられる方も多いでしょう。そんな中、最近、眼科さんの中で、特に子供への近視回復治療として流行し始めている治療法を耳にすることが増えて来ました。それが、「オルソケラトロジー」という方法です。


下記の図が眼が良い状態の眼です。
網膜にピントがあっていますね。


下の図では眼球が奥に伸びてしまい
遠くの映像が網膜に届かなくなっていますので
遠くの物がボヤけて見えづらくなります

(なぜ眼球が伸びるのかは「眼のこと」の①をご確認ください)


眼球が伸びて網膜に光が届かないのでレンズで光を伸ばしてあげることで網膜にピントが合うようになります。これが眼鏡やコンタクトレンズなどでの視力矯正方法です。


では、近視が回復する、と眼科さんが子供に勧める
オルソケラトロジーとはどのような方法で視力が回復するのでしょうか?


まずはハードコンタクトレンズを寝る前に装着します。自然の角膜のカーブとハードコンタクトレンズのカーブがあってないところがポイントです。


寝る時にハードコンタクトレンズを付けてまぶたを閉じることでまぶたが重しとなってハードコンタクトレンズで角膜を圧迫して寝ている間にハードコンタクトレンズと同じカーブに強制的に角膜を変形させます。角膜を圧迫して角膜の本来の角膜のカーブを変形させることで光を伸ばして網膜にピントがあうように視力矯正します


朝、起きて、ハードコンタクトを外してもまだ角膜が変形した状態が続くことで一時的に網膜にピント合うため眼鏡、コンタクトをしなくても一時的に遠くが見えるようになります!

このように眼を無理やり変形させてコンタクト、眼鏡をしなくても起きている間の数時間は遠くが見えるので視力が回復した!と思わせているだけです


当然、一時的に角膜の形を変形させてるだけですのでまた元の本来の角膜のカーブに戻ります。そうすると、また遠くがボヤける、元々の眼の状態、近視の眼に戻ります。


親御さんが近視が治った、と喜ぶものだから子供もこれが良い方法なんだ、たとえ眼に相当な負担が掛かろうと眼が悪くなった自分が悪いんだ、眼鏡、コンタクトレンズを使わずに遠くがよく見えることが良いことなんだ、と不安な気持ちを隠しているかもしれません。近視が治ると信じている治療がこんな負担の大きい、原始的な方法であることをどうか知ってください

オルソケラトロジーは近視が治るわけではなんですよ!ただ角膜を変形させて一時的に遠くを見えるようにしているだけです。近視が進む原因は何も解決できていませんからまた近視が進むでしょう

近視が進んだら、もう少し強く角膜を変形させるためハードコンタクトレンズの度数を上げることになります。

これが最先端の近視の医療の現状です。あまりに原始的で、なおかつ近視が治ったわけではないのに近視回復治療と宣伝して多くの子供達がこの方法をやらされているのが現状です。

子供に勧める理由は眼球自体が柔らかく変形しやすいから、でしょう。
では、近視が治ったわけではないので、大人になると、眼球が硬くなりますから、もうオルソケラトロジーは出来なくなりますよね。結局、近い将来眼鏡かコンタクトレンズをすることになります。これのどこが近視回復治療なんでしょうか?

なぜ、こんなことを眼科さんがしているのか?近視は病気ではないですから、子供の場合は手術したりはできません。(大人はレーシックや眼内レンズで手術をする方もいます)ただ、視力測定をして処方箋を出すだけでは儲からない。オルソケラトロジーは高額ですから、、、儲かるんです。

どうか、こんな負担の掛かることを子供にさせないでください。そして今の医療の実態を知ってください

当店では、近視の眼をよく見えるようにする、という発想ではなく眼がわるくならないように予防する、眼を守る眼鏡をお勧めしております。

まずは負担の少ない方法から試してください