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「遠くがよく見える眼」が「眼が良い」を意味すると思っている方がとても多いように感じます。
「遠くがよく見える眼」=「良い眼」ではないことを知っていただきたいなぁ、と思います。

「遠くがよく見える」=「遠くのものはよく見える」けれど
「近くを見ることがしんどい眼」であることを知ってください。

「良い眼」とはその方の眼が環境に合っている状態のことで
「遠くがよく見えること」がすべてに勝る眼ではないんです。

特にここ数年はパソコン、スマホ、タブレットなど
近くを見る時間が昔に比べて劇的に増えています。

むしろ、「遠くがよく見える眼」にとっては
今の生活スタイルはとても不利な眼になって来ています。

手元の文字を読む行為自体が、そもそも人の眼にとって負担と言ってもいいかもしれません。
手元のしんどさは気合と根性で頑張りすぎると、疲れていることが慢性化して
そのうち自分が疲れてることも分からない身体になって
気が付いた時には眼や身体の病気をされるケースが多いです。

特にメガネなしで遠くがよく見えることに自信を持っていて
50歳を超えて、手元がしんどくて、たまに見えづらい時があっても
眼鏡なしで自分の眼で見ていることが良いことだと信じ込んでいる方は要注意ですよ。

もう一度、言います。
生活の環境は大きく変化しました。
ただ人の眼や身体はそんなに急には変化に対応出来ません。
病気になってからでは、もう元には戻りませんので
もし、それがたかだかメガネを掛けるだけで病気の予防になるのであれば
試してみる価値はあるんじゃないでしょうか?

ちなみによく見える眼で近くを見続ける生活をされている方がよくなる眼の病気として
緑内障や網膜剥離、飛蚊症、翼状片などがあります。


※ブルーライトカットでは近くを見ることはラクにはなりません(←勘違いされてる方がとても多い)